出会い系サイトにお見合いサイト、最近は婚活に関するイベントやお店、webサービスもかなり増えてきました。
世にいう「適齢期」に達した女性たちは追い立てられるように婚活に精を出しています。
婚活に勤しむ女性たちを否定するつもりはありませんが、
目的をはき違えてしまって、辛いのに婚活をし続けているようならば一度本当の目的を振り返ってみる必要があるかも!
婚活に疲れ切ってしまう前に一度たちどまって考えてみては。
スポンサーリンク
[ad#ad1]目次
スポンサーリンク
評価されるというステップが多くて辛くなっていませんか?
会社員として働いた経験のある方なら、就職活動のご経験があるはず。
出身校、年齢、転勤の有無、志望動機、希望部署、今までの経験についてを好印象を与えながらうまく話す。服装はこれで、靴やカバンはこれで、面接の練習をしたり。
お祈りメールやお断りの電話、エアお断りなんて日常茶飯事。
企業との相性が悪いといつまでも内定が取れず、「私は世の中に必要とされてないのではないか」と絶望することもあったのではないでしょうか。
就職活動同様、サイト等を利用した婚活もありとあらゆる角度から評価されます。
年齢、見た目、出自、家族構成、勤務先、年収、趣味、子供が欲しい欲しくないなどなど。
就職活動は「働くこと」にフォーカスを当てているため、ある程度割り切れたり、
その場でうまく対応できればよかったのに対して
婚活が上手く行かないときの「人格を否定されている」感はすさまじいものです。
特に妙齢以降の女性たちにとって年齢や見た目が評価の一つとなっている場は、正直とてもキツイものがあります。
就職活動でもよく叫ばれていた「中身を見て!」というのが婚活でも強く叫ばれます。
でも短期間で結婚相手を探そうとなると、実際はなかなかそうもいかないんですよね。
出会いのペースなどを考慮すると何度も会ってから、ゆっくりと判断するというのはなかなか難しいのが現実です。
本当はデータで評価されるものではないはずですが、現実には自分も相手もついつい相手のデータで判断してしまう…それでもいいのか?という疑問を感じたら、婚活自体につかれている証拠。
視野が狭くなって余裕がなくなってしまっているので、広い視野を取り戻すためにも婚活を少しお休みしてみましょう。
自分への評価が他者視点になってしまう
『自己肯定感』という言葉をご存知でしょうか?
簡単に説明すると、「自分はこれでいいのだと満足するカンジ」のこと。
自分に自信を持っていることとも言い換えることができますね。
近年、この自己肯定感が低い人が多くなっており、「私なんか・・・」と自信を無くして仕事や恋愛に積極的になれなくなっているという現象が増えているようです。
特に婚活が上手く行かないまま時が過ぎると、自己肯定感が減りやすいと考えられていて
いつのまにか、ものすごく相手に合わせるように・・合わせなきゃ!と思うようになるそうです。
そういったことが行き過ぎると、他人から言われたことを真に受けすぎてどんどん「自分で判断する」ことができなくなってしまいます。
自分で判断できなくなるという事は自分でゴールを設定して行動できなくなるということにつながります。
結婚相手を探しているはずが、何を基準にして、どう行動したらいいのか。
例え「結婚したい」と言われても、本当にこの人でいいのか?ということすら
しっかり考えることができなくなってしまいます。
もっとも最悪なのはDV被害に合いやすくなるということ。
世のDV男たちはどんなセンサーを持っているのか知りませんが、自分に自信がなく、自分の意のままに操れるような女性を的確に見抜き近づいてきます。
嫌なことは嫌、好きなことは好きとはっきり言えるような自信がないと
結婚について考えることはできないでしょう。
どう行動していいかわからなくなったり、友人から最近「前より元気がない」など注意されるようなら、少し活動の手を緩めてみましょう。
スポンサーリンク
[ad#ad1]相手に高すぎる理想を吹っかけてしまってない?
婚活サイトや結婚相談所を利用していると、会員のデータベースにアクセスして様々な条件で絞込みを行うことができます。
年収はこのくらいがいい、身長、家族構成、仕事内容、顔写真などを見てこの人はこれがないからダメ、この人はここがダメ、とどんどん欲張りになっていませんか?
もちろん、せっかくお金や時間をかけるのだから安易な妥協をしたくないという気持ちもわかります。大いに活用して結構だと思います。
しかし、その条件は本当にあなたが求めているもので実在するような人物なのでしょうか?
もっと言うとその条件にピッタリ当てはまれば即結婚!と言えますか?
よく若くてキレイな女性ばかりを選ぶような男性に向かって
「アクセサリーのようにパートナーを扱うような男ってサイテー」と話す女性を目にします。
確かにそのような扱いは良くありませんが、あなたが婚活サイトに打ち込んでいるその条件はあなたのアクセサリーの条件になっていませんか?
どうしてその条件を入れているのか、どうしてもなくてはならない条件なのか、
もう一度考えて、まずは絶対に譲れない最低条件から考え直す必要があるのではないでしょうか?
特に年収などは近年かなり下がっています。絶対1000万以上ないとだめ!と考えている人はなぜそう考えているのか現実的に思い直してください。
ただ単に誰かに自慢するための条件設定なら、おそらく理想の相手が見つかることはありません。
本当は必要でない条件が入りすぎていると感じたら、考え直してみましょうね。
結婚する理由以前に自分を見失っていませんか?
そもそも、結婚したらどんないいことが自分に起きるのか考えてみたことがありますか?
結婚は義務ではありません。あなたはどうして結婚することに焦っているのでしょうか。
親戚や会社の人たちから「まだなの?」と言われて肩身が狭いから?
友達が結婚して悔しいから?何となく?
結婚するのに理論的な理由は本当は必要ありませんが、「婚活」といういわば不自然な形での出会いを求めて活動するのであれば、それなりに強いモチベーションが無ければやっていられません。
婚活さえすれば結婚できる!というのは思い込みです。
それよりももっと自分のことを好きになって、自信をもって欲しいなと感じます。
人は幸せそうだったり、力強いオーラを放つ人に近づきたいと思うものです。
「私なんて、全然ダメ」と暗くなっている人よりも「こういうことをやりたいんだよね」と話して行動する人こそが、婚活の場所でもそうでなくても、結局は好かれるのです。
なので、自分のことを好きになれていないなら、頑張って婚活してもあまり思うような成果が出ないということを心にとめておきましょう。
自分がどういうときにハッピーになるのか思い出しましょう
あなたはどんなときに「幸せだなぁ」と感じますか?
どんな食べ物が好きなのか
どんな映画が好きなのか
アウトドアが好き、インドアが好き
休日はどう過ごしたい
そして、どんな未来を生きていきたいか
そんなことをもう少し具体的に描いてみましょう。
思い描くことで迷いが少しずつ晴れていきます。
そうすれば自分と一緒に歩んでほしい相手がどんな人なのか、相手とどんな未来を築きたいのかが見えてくるかも知れません。
逆にいうと、そういうことが全く思い浮かばないのであれば
せっかく婚活の場でいろんな人と会ったとしても、ピンとこないまま終わってしまう可能性が高いので婚活を少しお休みするのもいいかもしれません。
自分の魅力を棚卸ししてみよう
自分にはどんな服、メイク、髪型が似合うかわかっていますか?
自分の魅力やいいところはちゃんと言えるでしょうか?
日本人は謙虚さを美徳の一つとしていて、むやみに自慢すると批判の対象になりますが
就活や婚活なんていう特殊な場面であれば、やはり自分の魅力は発揮できるに越したことはありません。
親や友達、会社の人でもいいので、どこか褒められたことのあることを思い出してみましょう。
字がきれいとか、電話の応対がいいとか。
またルックスで自分では気に入っているパーツはありませんか?
顔に自信があるという人は少ないかもしれませんが、例えば歯がキレイとか、指は細いとか、鎖骨だけは自信があるなど小さなパーツでもいいんです。
もし見つかればそこを強化して、さりげなくアピールできる行動、服装やメイクの方法がないか探してみましょう。
いいなと思った相手にそれが伝わらなければ「相性が合わなかった」「ここは彼の好みじゃなかっただけなのね」と割り切ることもできるはず。
仕事などに打ち込んでみましょう
一生懸命頑張る様子って男女問わず魅力的ですよね。
婚活がうまくいかないと感じるなら、自分で何か打ち込めるものを探してひたすら取り組んでみましょう。
一流に近づくことで何か新しい発見ができたり、人脈が作られるかも知れません。
新しい自分を見つけることができればもっと自信がついたり、輝くすべを手に入れることができます。
結婚はゴールではありません。
人生のステージが変わることで毎日が刺激に満ちたものになることもあります。
それを幸せに過ごせるか、失敗だったとするかは本人次第。
同じようなことが複数の人に起きても受け取り方や対処の仕方が違うので一つとして同じことはありません。
自分なりに打ち込んできたことで、人生の結果は大きく変化するのです。
まずはいつもの行動をすこし変えることから。
間違った婚活への努力よりも、あなた自身の人生をよくしようと頑張る努力のほうがキラキラとあなたを輝かせるはずです!
婚活疲れチェックと対策 まとめ
いかがでしたか?
幸せになりたい一心で婚活にとりくんでいたのに「なんだか最近疲れちゃった」と感じてる人は一度休憩して、どうして結婚したいの?と自分に問いかけてみましょう。
結婚したら幸せになれる!楽できる!と安易に考えるのは危険です。
幸せな結婚生活を送れるかどうかはあなた自身。
まずは自分と向き合って、本当の幸せをつかみ取ってくださいね。
(ライター:momoe)