好きな人との「結婚」は、女子にとって憧れです。
そして結婚は自分たち以外の事柄も関わってくるため、今後の生活を左右するとっても大切な問題です。
もしいま外国人とお付き合いしているなら、結婚への具体的なアプローチは日本人同士の結婚よりもさらに大変です。
相手が外国人であれば、そもそもの結婚観が異なる可能性はとても大きいです。前もって彼のお国柄の結婚について知っておいて損はありません。
今回は韓国人男子の結婚観についてご紹介したいと思います。
韓国は日本と同じアジアながら、結婚となるとやはり日本とは異なる風習があります。
韓国人彼氏が結婚についてどう思っているか気になるという方の参考になればいいなと思います。
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[ad#ad1]目次
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どこが日本と違う?韓国の「結婚」とは
同じアジアとはいえ、日本と韓国では結婚の制度にすこし違いがあります。
世界的にみると珍しい「戸籍制度」をとっているという点では似ているのですが、根底にある考え方が異なるのです。
韓国は夫婦別姓が当たり前
「夫婦別性」という言葉を皆さんご存じですか?
夫婦別姓とは字の通り、夫婦が別々の姓を名乗ることを言います。
ただ意味は知ってても日本では夫婦別姓のカップルはまだまだ一般的ではないので、馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
韓国では夫婦別姓が当たり前なのです。
もしかすると韓国ドラマをよく見ている方はお気づきかもしれませんね。
ときどき父親と母親の名字が違って呼ばれるシーンがあるのは、夫婦別姓制度があるためです。
では、どうして韓国では夫婦別姓の制度を取っているのでしょうか?国の戸籍制度の決まりはもちろんあります。
ただその根本の考え方としては、お嫁さんはあくまでも「外の人」だという意識が根底にあるようです。
なので、韓国ではお嫁さんが亡くなっても旦那さんと同じお墓には入れないんだそうです。
せっかく彼の家に嫁いだのに、外の人と思われるのはちょっと悲しいですよね( ;∀;)。
ただし生まれた子どもの姓は別。子供は家族扱いなので一般的に父親の姓を名乗るようです。
自分がお腹を痛めて生んだ子どもだけが旦那さんと同じ名字で、自分だけ違うなんて・・・と日本人の常識からすると寂しい気持ちなってしまう人もいるかもしれません。
けれど、夫婦別姓は制度的には多少の利点もあります。
例えば、パスポートや免許証など公的な書類の名前を変更するという面倒な手間が省かれます。
日本だと結婚で苗字が変わるとすべて変更しなければいけません。これがけっこう大変。
そんな手間を省くことができます。
その他にも、たまに日本で旦那さんの姓を名乗ることを男尊女卑だと言う人がいます。
どうして女の人が姓を変えなくてはいけないの?そんな疑問をもつ人だっているのです。
しかし、夫婦別姓ならそういった面で不公平だという考え方はありません。
考えようによっては名前の面では、男女対等だといえるかもしれません。
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[ad#ad1]韓国では「結婚」=「家と家」の結びつきが最重要!
日本でもよく「結婚」と「恋愛」は違う!!と言いますよね。
それは恋愛は当人たちで絆を築き上げるものであり、結婚は当人たちの気持ちだけが重要なのではなく、家族の了承も必要だからではないでしょうか。
今後生活する上で、相手の家族も自分の家族になる訳です。
それならば、相手の家族とうまくやっていきたいですよね。
そんな家と家との結びつきについて韓国は日本以上に大切だと思っています。
親は自分の子どもが結婚するならば、自分たちの家庭環境に見合った相手とその家庭であることも重要なポイントだと思っているのです。
韓国では結婚する時に相手側の両親の職業などを気にすることも多いようです。
貧しい家庭環境だったり、片親だったりすると親からの反対に合ってしまうのです。
昔のドラマみたいな話だなって思いますよね。
韓国でも最近は相手の家事情に寛容的なところも増えてきているようですが、それでも多少は相手の家事情を気にしてしまうことは珍しくないようです。
そして日本ではあまり考えられないですが、相手の家族のことをなかなか好きになれず、恋人とお別れするカップルも多いそう。
それは日本とは違い、相手のお家に行く機会が韓国では想像以上に多いからです。
日本では結婚したあと、相手の実家に行くのはお正月やお盆など一般的には年に数回くらいですよね。
しかし韓国では彼の実家に週に1回行くことなど珍しくなく、かなり頻繁です。
結婚してしまうと自分の家族よりも彼の家族と過ごす時間がとても増えるため、彼の家族と馬が合わないことを理由にお別れしてしまうこともよくあるようです( ゚Д゚)。
韓国人男子の結婚観とは?
では、韓国人男性自身の理想の結婚相手や結婚観はどうなのでしょうか。
また結婚に欠かせない結婚式や同棲についてなども、日本とどう違うのかも気になります。
結婚後に女性が働くのは基本NG
日本では「亭主関白」という言葉がありますよね。
ざっくりいうと、”夫が家庭でいちばん偉い支配者としていばっている”ことです。
さだまさしさんの「関白宣言」という歌にもありますが、嫁は夫よりも早く起きて化粧して美味しいご飯つくれ、夫より後に寝ろ・・・
なーんて、いまの時代を生きる女子からすると「何をそんな偉そうなことを言ってるの?」なんて内容かもですが笑
ですが、そんな関白宣言に出てくるような「3歩下がって男性を立てる女性像」というのは韓国では理想的な女性と絶賛されています。
またそういった振る舞いができる(らしいと噂の)日本女子は素晴らしいと思われているのです。
韓国ではどちらかと言うと気が強い女性が多いようなので、その反動もあるのかもしれませんね。
自分のことを立ててくれる日本人女子に本気で憧れている韓国人男子がわりと多いのだとか。。。
またそういった考え方の延長なのか、韓国では結婚したら女性は仕事を辞めて欲しいと思っている男性も多いのです。
共働きで仕事でキャリアアップする嫁よりも、しっかり家を守って自分のために尽くしてほしいという願望が日本よりもまだまだ強いようです。
もし、あなたが結婚後も仕事を続けたいと思っていたり、夫婦は同等の立場で過ごしたいと思うなら、しっかりと事前に話し合いをすることが大切です!
結婚前の同棲はできない?!
最近では、日本のカップルは結婚する前に同棲することもめずらしくありませんよね。
日本人男子は「結婚」と聞くとその責任の重さに尻つぼみしてしまうこともあり、実際に結婚したらどうなのか疑似的に見極めたり、ワンクッションいれたいと言う意味でも同棲することがあります。
しかし意外にも韓国では同棲はポピュラーではないようなのです。
韓国は日本以上に貞操観念がしっかりしています。
そのため、結婚していないのに一緒に住むなんて破廉恥だ!という考えがあるのです。
たとえ同棲したくても周りからの評価もあまりよろしくなく、家族にも反対されることが多いようです。
なので結婚前に同棲して彼の本性を確かめるということは難しいので、お付き合いしている間にしっかりとお互いを知ることが重要なのです。
韓国人男性の「結婚式」への考え方は?
最近の日本では、自分たちの意思で結婚式をあげないカップルも沢山います。
「地味婚」と呼ばれるように結婚式をやらないで写真だけ撮ったり、入籍や親族内の挙式だけにとどめたりとカップルによって多種多様な結婚式のスタイルが選択できます。
お金がないというマイナス理由だけでなく、そういった挙式スタイルが2人の希望であることがほとんどです。
けれど韓国ではそうもいきません。
先ほども言ったように結婚式は家と家とを結びつけるとても大切なイベントです。
そのため本人の意思にかかわらず、結婚式もびっくりするくらい盛大に執り行われるのです。
結婚式を挙げずに結婚するのは「周りから祝福されずの結婚だ」という考えがある故に結婚式は盛大にするようです。
招待客も多ければ多いほどよいとも言われているようです。
なので、できるかぎり盛大に結婚式をしなくてはいけないため当然、費用も多くかかってしまうのです。
ただ、結婚式の費用は両親が負担することが当たり前のようです。結婚のために昔からお金を貯めたり、借金をする人までいるのだとか。
日本では自分たちで結婚費用を貯めるカップルが多いですが、韓国人男子は両親に頼れば何とかなると思っている人が多いです。
正直それがいいかどうかはともかく、こういった考え方の違いがあると知っておくことで余計なトラブルを回避できるかもしれません。
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[ad#ad1]韓国人男子の結婚や結婚観 まとめ
いかがでしたか?
韓国での「結婚」の常識は日本とは違いがあります。
国を超えて、お互いが結婚したいという気持ちがあるならば、時間をかけてしっかり話し合いをしたいところですね。
意見がぶつかることもあるかもしれませんが、これから長く幸せな結婚生活を送るためにをするために考えを伝え合うことは、きっと必要不可欠なことではないでしょうか。
国境を超えた幸せな結婚になるよう応援しています♪
→ ちょっと引いちゃうかも!?日本人男性にはありえない韓国人彼氏あるある
(ライター:きなこ